水野ゆうきの活動報告 2021年5月-4

勉強会に参加する水野ゆうき

千葉県野田市の小学4年生の女児が虐待を受けた末に死亡した事件から2年半が経過しようとしています。
昨年6月の千葉県社会福祉審議会の答申を受け、千葉県は松戸市・鎌ケ谷市及び印旛郡市をそれぞれ所管する児童相談所の新設に向けた候補地選定を進め、この度、松戸市と印西市の公有地が選定されました。

●松戸市・鎌ケ谷市所管
建設予定地:松戸市高塚新田・市有地(全体面積約 16,000㎡のうち約 7,000㎡)
交通:JR東松戸駅 バス下車徒歩 4 分、国道 464 号、主要地方道に近い
環境:既存建物がなく、静かで落ち着いた場所

●印旛郡市所管
建設予定地:印西市牧の原・県企業局用地(全体面積 27,000㎡のうち約 7,000㎡)
交通:北総線印西牧の原駅徒歩 10 分、国道464号、主要地方道沿い
環境:既存建物がなく、静かで落ち着いた場所

【今後の整備予定】
・ 基本設計等 令和 3 年度~4 年度
・ 実施設計 令和 4 年度~5 年度
・ 建設工事 令和 6 年度~7 年度
・ 開所(予定) 令和 8 年度

6月議会で提出される予定議案においても、印西市と松戸市の2か所に新たに開設する児童相談所の準備費用として1,100万円余りが計上されています。

主な活動内容

新型コロナウイルス感染症対策に関する協議・要望

県立高校において発生したクラスター事案に対し、県に詳細な説明を求めました。

また、変異株について、千葉県では変異株の種類の公表がされていないことに対し、ホームページ等へ情報公開を求めました。

さらに、N501Y変異株のPCR検査検体を国立感染症研究所に検体を送付するだけでなく、感染力の強いインド株の特定を早期に行う必要性から、千葉県衛生研究所においてゲノム解析を進めることを要望しました。

6月議会に上程される予定案件、国への要望事項の説明

熊谷知事が知事選で掲げた政策目標などを反映させた一般会計総額1,850億円余りの補正予算案及び議案等の説明が行われました。

(※令和3年度当初予算は3月に知事選を控えていたことから骨格予算のみで、今回の6月補正予算において政策的な判断を要する経費や新規事業が肉付け予算として盛り込まれます。)

このうち新型コロナ関連の経費は、自宅療養者などに対して往診を行った医療機関に1回当たり5万円から10万円を協力金として支給する費用配食サービス、軽症者等のための宿泊施設確保(県全体で常設1000室)、ホテルにおける健康管理体制(看護師24時間常駐、医師による健康相談、酸素濃縮装置配備、パルスオキシメーター個人貸与)、ワクチン接種体制の強化や県による集団接種実施、接待を伴う飲食店の従業員に対するPCR検査(千葉市、市川市、松戸市、柏市)等です。

教育の部分では、全県立学校において一人一台端末などのICTを活用した授業を実施するための高速大容量通信が可能となる新たなネットワークを令和4年度4月からの運用開始に向けて準備をするとともに、スクールカウンセラーを千葉市を除く県内すべての公立小学校に配置するため、これまでの3倍以上の640人余りに増やし、スクールソーシャルワーカーも10名増やします。

補正後の予算の総額は2兆3,112億円余りとなり、この時期の補正後の予算額としては過去最大となっています。

6月議会に向けた会派勉強会

6月定例千葉県議会に行う代表質問ならびに予算委員会の質問項目について、2日間にわたり会派で勉強会を開催しました。

地域活動・議会報告活動

県民の皆様方から頂戴しているご相談事等について、現場確認を行い、行政と協議しました。ワクチン接種に関するお問合せが急増していることから、我孫子市・星野市長、青木副市長と十分な協議を行いました。

また、「我孫子ゆうき部」の皆様にとともに水野ゆうきの議会報告「ゆう can change!!」のポスティング活動をしております。不特定多数の皆様の接触を控えるため、コロナ禍での活動報告を工夫しています。

水野ゆうきより

6月17日より開会となる6月議会に上程される予定案件について説明を受けました。私からこれまで県議会で予算の拡充を要望しておりました道路の白線消えの解消に向けた区画線の引き直し予算が増額となり、単独事業で221,008千円の補正予算がつきました。

選挙前から熊谷知事とは何度も政策的な協議をさせていただき、我孫子市からも要望していた案件であり、地域のあらゆる声を拾っていただいた補正予算案の内容だと感じています。

会派で勉強会を重ね、県の職員の皆様と前向きに協議をすることで、県民の命と暮らしを守る政策を着実に実行してまいります。