2014.6.6現在
地方自治体では首長と議会(議員で構成)が対等な関係にあり、
それぞれの役割があります。
議会はチェック機関の役割が大きくあります。
そのため議会と首長は常に緊張関係を保っていなくてはなりません。
地方自治においても物事は議会の多数決で決まります。
しかし、二元代表制度では、本来ならば議員の中で与党や野党に分かれることはありえません。
首長と議員の関係性を対立・擁護という構造にするのではなく、あくまでも市民のために一人一人の議員が是々非々で行動することが重要です。
例えば首長派の議員が多くいれば、議会は単に首長・役所の追認機関となってしまうわけです。これが現在の二元代表制の大きな課題となっております。
首長・市の議案に疑問を感じ、一人で、もしくは少数で反対をしていても、過半数以上が異なる立場であれば、実現が難しいのが議員、議会の難しいところです。
だからこそ議会がきちんと機能し、議案等を精査、審議していくことが非常に重要です。しかしながら首長・市の提案が良いものであれば全面的にバックアップをすることも議会の役割です。
お互いが議論し合い、市民を第一に考えた一致点を模索していくのが本来の政治だと私、水野ゆうきは考えます。