水野ゆうきの活動報告 2022年8月-3

インターン生とともに手賀沼を視察する水野ゆうき

新型コロナウイルスの感染症につきまして、千葉県の陽性者登録センターで登録された新規感染者が東京都に計上されていたということが明らかになり大きく報道されたことに伴い、県民の皆様には大変ご心配をおかけしているところです。

千葉県の陽性者登録センターは、医療機関の負担軽減のため、濃厚接触者や軽症の方で県の対象要件に当てはまる方には自主検査を行っていただき、陽性だった場合に医療機関を受診せずにオンラインで医師の診断を受けることで陽性者登録ができるという仕組みです。 

千葉県はこの事業を東京都内の業者に委託しており、診断している医師も東京都。

業者が手配している医師が都内の医療機関の所属であるがために、感染症法上、医療機関の所在地で発生届を提出することになっていたため、千葉県の感染者数に計上されなかったということが経緯となっています。

届け出は東京都の保健所であっても、陽性者のフォローは住所に基づいて千葉県民については千葉県が行っています。千葉県担当課と協議したところ、国から事務連絡があり、委託先(東京都)に計上するのではなく委託元(千葉県)に計上するようになるとのことです。

一方、数は関係ないからカウント自体をやめた方が良い、というご意見も散見はされますが、コロナ対策は陽性者の数を元にそれぞれの各自治体がそれぞれの状況に応じて講じていくので、その対策の指標としては重要であると認識しています。

主な活動内容

2日間にわたる手賀沼調査視察

インターン生とともに手賀沼に繁茂する外来水生植物ナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイの繁茂状況及びゴミの現状や水質調査の為、いつも手賀沼のためにご尽力をいただいておりますNPO法人のお力を借りて船に乗って視察を行いました。

 議会での質疑で私が必ず取り上げる手賀沼の外来水生植物のナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイの繁茂状況と特徴を説明しながら、ゴミの現状についても調査。 

手賀沼の中のゴミ拾いはクリーン手賀沼推進協議会や千葉県のアダプトプログラムに登録している団体等が主体となって実施しており、私も参加させていただいています。 

現場を見ることで理解が深まったと思います。

私のインターン生との活動はいつでも「現場主義」です。

コロナ禍であまり積極的に動くことができない学生生活を送っている若い世代にあらゆることに触れてもらい、自分の住む街に関心を持ち、育てていくことも政治家の重要な責務であると認識しています。

市民団体による湖沼における外来水生植物防除事業

今年度から千葉県の新規事業として開始した『市民団体による湖沼における外来水生植物防除事業』の駆除作業現場へ見学&お手伝いに行ってまいりました。

 この事業は私も肝いりの事業でして、市民団体の声を届けながら何度も担当課と協議を行い、代表質問でも盛沢山の内容で取り上げてきました。

 今年度からの新事業である市民団体による駆除作業は現時点では3団体が採択されており、見学する機会をいただきまして、後援会長と事務所スタッフ、学生インターンと一緒にお邪魔しました。

 今回は手賀沼公園すぐ横に繫茂している外来水生植物の駆除作業で、ナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイの丘を陸に引き揚げ(水上ジェットスキーなどを使いながら繁茂しているところを割っていき、工夫されていました)、陸に揚げた外来水生植物を折ったり切ったりしながらゴミ袋に詰めていく作業をします。我々もお手伝いさせていただきました。

 沼から引き揚げた植物ですので、かなり汚れますし、ゴミも混ざっているので、ゴミの分別も行います。

結果的に164袋 約650kg程を回収されたとご報告を受けました。 こうした皆さんのご尽力で手賀沼が綺麗になることをたくさんの人に知ってもらいたいですし、一緒に汗をかいて、初めて現場を知ることになります。一生懸命、私も議員の立場からも市民の立場からも環境保全のため、行政に働きかけていきますし、一緒に活動してまいります。

我孫子市内企業と懇談会

地元我孫子市内の若手経営者と懇談し、将来の我孫子市について語り合い、課題等を共有いたしました。
多くの若い世代が我孫子に住みたい、と思えるような街づくりを実現できるように 人が集まる「場」や「コミュニティ」をつくり、新しい我孫子らしさを生み出していきたいです。

インターン生指導

今週の主な活動は手賀沼関連の現場視察調査と事務作業。机上の空論ではなく、現実的な課題をどう解決していくのか、現場を通して活動に深みを持たせています。

水野ゆうきより

水野ゆうき事務所で一緒に汗を流す学生インターンとともに活動していると、時代の流れや新たな価値観に遭遇し、私自身も事務所スタッフや後援会メンバーを良い意味で刺激をもらいます。

若い世代が政治に関心がないと言われる背景には投票率の低さやマスコミや教育など様々なことが複雑に絡み合っているかと思いますが、現在、私と活動を共にしているデジタルネイティブであるZ世代は自分の価値観を大切にし、社会課題への関心が高い傾向があります。

世代ごとにフィルターをかけて自分の世代の価値観を押し付けるのではなく、時代や社会が生み出した特徴を分かち合い、共感していくことの大切さを私自身もインターン生と通して学んでいます。