水野ゆうきの活動報告 2021年10月-2
9月15日から開会した9月定例千葉県議会が閉会しました。今議会では、新型コロナウイルス感染症対策等について行政に対し厳しい質疑が相次ぎました。
第5波はピークアウトの様相を呈していますが、専門家の間では第6波到来の可能性も予想されていることから、これまでの教訓を踏まえて出来得る限りの備えをしておく必要があります。
主な活動内容
県土整備常任委員会質疑
所属する県土整備常任委員会にて議案の審議と質疑を行いました。
八街市で下校中の小学生5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した交通事故を踏まえ、小学校の通学路を対象とした緊急一斉点検にて3945箇所が抽出されています。この点検を踏まえ、ガードレール約11㎞や路面のカラー舗装の設置約47㎞など速やかに実施できる安全対策を早急に着手するため「交通安全対策事業」として5億円計上されています。
今回、私は布佐小学校入口交差点について取り上げました。布佐小学校入口交差点付近は通学路に指定されているものの歩道が整備されていない区間があります。
また、枝葉も繁茂し、保護者からご要望をいただく度に、行政に対応していただいており、何度も現地調査を行っています。
県からは国道356号布佐小学校入口交差点付近について
- 約160メートルの歩道整備を計画
- 今年度用地取得に向けて測量を行う
- 歩道整備完了まで一定の時間を要することから早急な安全対策として路肩のカラー舗装の設置と枝葉の伐採を行う
と前向きな回答を得ましたので、早期整備に向けて引き続き対応してまいります。
9月定例千葉県議会採決
10月12日に9月定例千葉県議会が閉会いたしました。
上程されました議案はすべて可決しました。
発議案につきましては「出産育児一時金の増額を求める意見書について」の1件のみ全会一致で可決されました。
私たち無所属会派『千翔会』が賛成しましたが、否決となった発議案は以下の通りです。
- 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書について
- 新型コロナウイルス無症状感染者への大規模検査を求める意見書について
- 不法体積廃棄物の再発防止及び悪質行為への厳罰化を求める意見書について
- 第6次エネルギー基本計画「素案」の抜本的見直しを求める意見書について
通学路の危険箇所現地調査
地元・我孫子市民の皆様方からいただいた通学路の危険箇所について現地調査を行いました。
調査結果については我孫子市、県土整備部、県警に相談しながら、随時対応に取り組んでいます。
管轄が国、県、市、私道で対応が異なってくるため、それぞれの機関と連携しながら住民の安心と安全を一番に考え、解決に尽力します。
我孫子市民からの要望・ご相談対応
我孫子市民の皆様方からご相談・ご要望に対応しました。
この1週間は特別支援学校、手賀沼湖岸堤防、道路問題、けやきプラザの修繕等、多岐にわたるご相談をいただき、我孫子市ならびに千葉県各担当部署と連携しながら協議を行い、案件によっては即日解決するなど、スピーディな対応を心掛けております。
水野ゆうきより
新型コロナウイルス感染症は8月をピークに新規陽性者数は減少傾向に転じ、10月第2週から50人台から20人台となっております。
保健所業務がひっ迫し、濃厚接触者等の特定や検査が追い付かなかった状況を脱し、現在、千葉県では積極的な疫学調査も再開しております。
一方で、10月12日時点の患者数は363名、入院中(うち重症)157(21)名、ホテル療養61名、自宅療養131名、入院・ホテル療養等調整中4名となっており、後遺症に苦しんでおられる方々もたくさんおります。
新型コロナウイルス感染症と闘っている患者の方、感染するリスクを抱えながら治療を行っている医療従事者の皆様に心から敬意を表し、自身の立場で命と健康を守るために最大限尽力してまいります。