水野ゆうきの活動報告 2021年8月-3

谷津のグリーンインフラ

緊急事態宣言が9月12日まで延長されました。
千葉県においても対策本部会議が開催され、以下のことが決定しておりますのでご確認ください。

緊急事態措置について(8月20日から適用)

・県民の皆様へ、混雑した場所等への外出を半減することを要請する。
・大型商業施設の「人数管理・人数制限、誘導等の入場者の整理」について、罰則のある「特措法第45条第2項」に基づき、要請することとする。

自宅療養者への支援体制の強化

新規感染者の急速な拡大により自宅療養者も増加していることから、自宅療養者への適切な支援体制の強化を進める。

≪健康観察体制≫
  • 自宅療養者に対して保健所が電話やメール等により実施している毎日の健康観察業務について、民間事業者の活用による実施体制強化を検討する。
  • 自宅療養者の症状把握に重要な血中酸素飽和度を計測するパルスオキシメーターについて、必要な台数を確保する。
  • 配食サービス(食料品7日分を宅配)について、申込件数急増に伴う遅延を解消するため、配送能力を強化する。
≪医療提供体制≫
  • 夜間の入院調整が困難なため、入院先が決まらない患者を一時的に受け入れ、翌日まで診療(酸素投与等)できる医療機関(夜間外来)を確保する。
  • 自宅療養者の症状が悪化した場合に備えた外来・往診等については130程度の医療機関に協力をいただいており、今後も県医師会と連携し、対応いただける医療機関の更なる確保等を図る。
  • 自宅療養者への酸素供給に対応できる往診医や訪問看護ステーションの洗い出し、酸素濃縮装置の確保を進める。
≪自宅療養者支援の拠点となる保健所の体制強化≫
  • 全庁をあげて、各保健所へ職員161名/日(8/17~79名増員)を派遣。
  • 人材派遣会社を活用して、7月以降順次増員し、計124名を配置。
    〇保健師・看護師:26名( 9名増員)
    〇事務職員 :46名(29名増員)
    〇ドライバー :52名(32名増員)
    (検体搬送:13名、パルスオキシメーター配送:39名)

県立学校の部活動

≪通常の活動について≫
  1. 部活動ガイドライン及び各学校の部活動の活動方針に則り、感染防止対策を徹底して行う。
  2. 週2日以上の休養日を設けるとともに、地域の感染状況に応じ、活動日数や時間を減らすなど学校ごとに活動内容を工夫する。
  3. 夏季休業中及び休日は、午前又は午後のどちらか3時間までとし、昼食は挟まない。
≪大会参加について≫
  1. 県内の大会への参加は認める。
  2. 県外の大会については、高体連、高野連、高文連、中央競技団体等が主催する全国大会、東日本大会、関東大会への参加は認める。
  3. 遠方で行われるなど宿泊が必要な場合は、感染防止対策が十分に取られている宿泊施設を利用する。部屋割りは、部屋の定員の半数以下を目安に極力少人数にする。
≪練習試合等について≫
  1. 練習試合・合同練習は行わない。
  2. ただし、参加する県内大会の2週間前からは、県内のみ練習試合を認めるが、県外チームとの交流及び宿泊を伴う遠征は行わない。また、相手校の数や参加する生徒は、必要最小限とする。

協力金等について

・緊急事態宣言の期間において要請に協力いただいた飲食店等への協力金を支給する。また、中小企業等事業継続支援金について、対象月に9月を加える。
・予算規模は全体で219億5千万円で、今回も速やかに予算措置するため、専決処分。

※詳しくは県HPを御参照ください。
(緊急事態措置関係)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kansenshou/ncov/soti44.html
(協力金関係【飲食店】)
https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/kyouryokukin0817.html
(協力金関係【大規模施設】)
https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/daikibo-kyouryokukin0817.html

主な活動内容

グリーンインフラ視察(千葉県佐倉市・冨里市)

グリーンインフラの形のひとつとして進められている谷津の活用を実際に視察しました。
耕作放棄されていた谷津を研究者や地域住民が手入れすることで、防災・減災(水害リスクの軽減)に寄与するだけでなく生物多様性の保全や水質浄化に大きな役割を果たします。私もこれまで何度も議会質問で取り上げてきました。

2019年の豪雨災害では上流から下流に流れたことにより、下流地域だけが水害を被っています。上流で耕作放棄地水田をグリーンインフラにすることで、下流への流れを緩やかにすることができるのみならず、湿地を経由させることで窒素除去が促進され、水質浄化にも有効です。 

ダムなどの建造物は洪水リスクを減らしたものの、土壌の吸水力や生態系は損なわれ、河川の流速が高まったことにより下流での水害リスクが増してしまったことも考えられます。

 6月議会で防災とコロナ対策を連動して取り上げましたが、ゲリラ豪雨などの気候変動に伴う異常気象が頻発化する中、コロナ禍で減災を進めていくこともとても重要な課題です。

上流と下流の流れや土地構造を調査研究しながら、防災・減災のみならず、生物多様性保全や水質浄化にも寄与し、環境教育にも繋がるグリーンインフラの多機能性を十分に発揮できるように努めていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症対策について要望・協議

東葛地域の市議会議員や県民の皆様と協議して洗い出した新型コロナウイルス感染症対策について千葉県健康福祉部ならびに環境生活部(オリンピックパラリンピック推進局)に申し入れを行いました。
新規陽性者数の急増により保健所の濃厚接触者の特定やPCR検査等が遅れている状況から地元医師はじめ、多くの県民から要望等をいただいております。

また、我孫子市とも密に連携しながら、それぞれの自治体で管轄しているコロナ対策を後押しするように尽力します。

政治家を目指す方々とオンライン相談

将来政治家を目指す方々からのご要望により、オンラインでご相談を受けました。
生理、妊娠や子育てのみならず、選挙のボランティア等で感じる女性差別について様々な質問が出ました。

女性が出馬しやすい環境整備ができていない日本の選挙制度について議論をしましたが、日本では女性地方政治家の3割は二期目に再出馬しない(できない)という統計があります。

我が国において、政党に属せずとも自身の地域で街づくりをする立場として女性の政治家が活躍できるようになることを願ってやみません。

水野ゆうきより

1回目の新型コロナワクチンを接種することができました。
接種のタイミングで夏休みを2日間いただきましたが、副反応の症状として発熱、頭痛、湿疹等が見受けられました。
我孫子市においても予約がすぐに埋まってしまう現状です。

大変痛ましいことに、千葉県柏市において新型コロナウイルスに感染した妊婦の入院先が見つからずに新生児が亡くなった事案が発生しました。
各自治体では出産を控えた妊婦も感染リスクが高まっているなどとして、妊婦とその配偶者に対して、ワクチンの優先接種を決め始めております。

我孫子市においては新型コロナワクチン接種について妊婦等専用枠を設けて受付が令和3年8月27日(金曜日)正午からと開始となりました。
同居者、里帰り出産の方も対象となります。

千葉県では米モデルナ製ワクチンを活用した全世代対象の集団接種会場(東葛や京葉地域を中心に進めています)及び県庁の職域接種も準備しており、開始時期は9月中を予定しています。

新型コロナウイルス感染症について多くのご意見やアイディア等を皆様からいただいております。
皆様の声に耳を傾けながら9月議会に臨んでまいります。