水野ゆうきの活動報告 2021年7月-3
東京オリンピックの開会式が7月23日に開かれ、参加205カ国の選手団が開会式に登場しました。
千葉県では、東京2020オリンピック・パラリンピックの8競技が開催され、開催都市である東京都に次いで2番目の競技数です。
幕張メッセ(千葉市)ではフェンシング、テコンドー、レスリングのオリンピック3競技とゴールボール、シッティングバレーボール、テコンドー、車いすフェンシングのパラリンピック4競技が行われます。
釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ(一宮町)では、オリンピック史上初となるサーフィンが行われます。
コロナ禍で様々な制約がありますが、選手の皆様が最高のパフォーマンスを発揮されることをお祈りいたします。
主な活動内容
東洋大学講義
東洋大学川越キャンパスにて「コロナ禍における政治とメディア」をテーマに講義を行いました。
コロナにより、若い世代の政治への関心が高まったことやマスメディアの報道内容についは懐疑的であることが読み取れました。
実際に、行政のコロナ対策や支援等が自分の生活に直結することを切実に感じたことが政治に関心を持つ大きな要因となっているのではないでしょうか。
本来であれば、様々な経験ができるはずであるにも関わらず、政府の場当たり的な対策で未来ある若い世代の貴重な時間が無駄になっていることに歯がゆさを感じずにはいられません。
手賀沼の特定外来生物の駆除・保管場所の現場を視察
手賀沼に繁茂している特定外来生物のナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイの駆除現場の視察へボートに乗って行ってきました。
県議としては、これまで代表質問、一般質問、予算委員会等で絶えず質疑を行い、森田知事時代から県行政にご理解を賜りながら予算を確保しているところです。
今年度は当初予算として約1億1千万円を計上していただきました。
手賀沼とその流域河川では、近年、ナガエツルノゲイトウやオオバナミズキンバイなどの外来水生植物の繁茂が拡大しており、水質・生態系などへの影響や、農業・漁業被害などが懸念されています。
令和元年度に千葉県が実施した調査により繁茂面積は約10万㎡ということがわかっており、 今年度は5月から刈り取りを開始し、7月までに北千葉第二機場周辺の約1万6千㎡を刈り取る予定で、それにより手賀沼とその流域河川における繁茂面積のうち約4分の1の駆除が終わる見込みとなっています。
【駆除事業の工程】
①駆除
②水上運搬
③揚陸
④保管場への陸運
⑤保管場での天日干し
⑥処分場への搬出
ボートで刈取現場まで行き、水草刈取船での駆除作業を実際に見せていただきました。
今回視察させていただいた駆除現場には沈没船があることから、ハーベスター(ヤンマー製で琵琶湖などでも使われています)が近づけずに手刈りで刈ったナガエツルノゲイトウやオオバナミズキンバイをハーベスターの吸い込み口から船内に巻き取って回収する作業でした。
猛暑の中での人力による手刈取の作業の大変さを目の当たりにしました。
ハーベスターで回収した外来水生植物はボートに乗せ、桟橋のトラックに載せた後に、車で保管場所へ移動しました。
実際に予算を確保したあとに、こうしてどのような作業が行われているのかを確認し、現場の作業やご苦労等を知ることはとても重要だと思っています。
暑い中で、作業に従事されている皆様と視察に快く応じていただきました業者の皆様および千葉県に心より感謝申し上げます。
我孫子ライオンズクラブ例会
所属する我孫子ライオンズクラブ例会に出席しました。次年度事業で継続するアクティビティ等を精査しました。
コロナ禍でも、我孫子ライオンズクラブらしさを出しながら地域に奉仕をしていけるようにメンバー全員で模索しています。
「あびこ思いやりを広める会」幹事会
幹事を務める「あびこ思いやりを広める会」の幹事会に出席しました。
9月に開催される市民のチカラまつり2021に向けてポスターを制作したので、幹事の皆様に見ていただきました。
会の活動をご理解いただきながら、「思いやりの輪」を広げていけるように尽力してまいります。
市民相談・行政職員と対応
我孫子市民の皆様方からご相談いただいた内容について、県ならびに市と協議し、地域の課題解決に向けて取り組んでいます。
水野ゆうきより
東洋大学の各学部はじめ、千葉大学、慶応義塾大学、学習院大学、駿河台大学、中央学院大学、流通経済大学等で講義をさせていただておりますが、学校や学年によってカラーがあって興味深いですが、昨年から共通していることは若い世代の目が政治に対して厳しくなっていることです。
今回の授業アンケートで、政府のコロナ対策を学生は評価していないという実態が浮き彫りになりました。
理由は中途半端な対策が多い、短期間のロックダウンなどで抑え込んでほしい、ワクチンが遅れている、修学旅行などは行けないのに国会議員は会食したりする報道が多くうんざりする、というものが大半でした。一方で、真実がどこにあるのかわからないという声もありました。
SNSが普及した現代においてマスメディアの力よりも影響力を持つ個人が増えている中で、早い段階からメディアリテラシーを身に着けることの重要さを改めて実感しました。