水野ゆうきの活動報告 2021年7月-2
千葉県では新型コロナウィルス感染症の新規陽性者数の増加の状況等を踏まえ、まん延防止等重点措置を講じるべき区域について、7月19日から新たに八千代市、鎌ケ谷市を加えることを決定いたしました。
また、水野ゆうきが6月定例県議会における代表質問ならびに知事への要望書にて要望していた千葉県内における変異株の発生状況の公表について、7月15日に開始となりました。
引き続き、データをもとに適切なコロナ対策を講じるように行政に働きかけてまいります。
主な活動内容
6月定例千葉県議会の賛否について
6月定例千葉県議会が閉会いたしました。知事より提案されました議案はすべて可決されました。
熊谷知事にとっても、県議会にとっても新知事就任後、初めての定例会ということで、代表質問や一般質問もこれまでとは異なる雰囲気で進行が続きました。
議会会期中に八街市で発生した飲酒運転による児童5人の死傷事故を受け、会派「自民党」、「公明党」、「立憲・民主」、「千翔会(代表:水野)」のそれぞれ4会派から熊谷知事に対して要望書を提出しており、閉会日に熊谷知事から以下、追加提案があり、可決されました。
【交通安全対策に関する追加議案】
●飲酒運転根絶に向けた緊急啓発事業(15,000千円)
⇒ラジオCM、インターネットを活用した広報啓発、チラシ・ポスター等の啓発資料作成・配布
●通学路等における取締り強化(82,000千円)
⇒可搬式オービス購入、呼気中アルコール測定器購入
●子どもたちの心のケア等を行う体制強化
⇒スクールカウンセラーの追加配置
【現在、千葉県が実施している対策】
●通学路緊急一斉点検
●市町村立小中学校における交通安全対策の強化や交通ルール等の遵守の徹底依頼
●各学校における交通安全教室の実施
●地域や保護者等による通学路児童生徒の見守り活動の推進依頼
●自動車を業務で使用する事業者等への再発防止対策の実施依頼
●通学・下校時間帯における広報車による広報活動
●通学・下校時間帯における見守り活動の強化
●交通機動隊の集中投入による街頭監視活動の強化
千葉県は今後、通学路の緊急一斉点検の結果を踏まえた歩道・横断歩道・ガードレールの整備などの安全確保対策を全庁で行っていくとともに、教員等を対象とした研修会を通じた交通安全教育指導を徹底していきます。
千葉県議会としても議会の意思を表明するために「飲酒運転根絶と交通事故防止に関する決議」が提出され、全会一致で議決されました。
【賛成多数で可決となった発議案】
●義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書
●国における令和4年度教育予算拡充に関する意見書
【無所属会派「千翔会」が賛成したが、否決となった発議案】
●財務省による公文書改ざんの全容解明を求める意見書
●選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書
●東京電力福島第一原子力発電所にいけるALPS処理水の海洋放出決定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書
【紹介議員及び賛成したが、否決となった請願】
●香取おみがわ医療センター附属看護専門学校の存続のための財政支援を求めることについて(紹介議員:香取市議会議員より依頼)
●重度障害者医療費助成の改善とくらしの場の拡充を求めることについて(紹介議員)
●子どもの医療費助成制度の拡充を求めることについて
●コロナ禍のもとで、児童・生徒(学生)の学習権が守られるために、生理用品の配布と相談環境の整備を求めることについて
千葉県議会正副議長選挙
今議会では正副議長選、議会運営委員会、常任委員会等の正副委員長互選が行われました。
議長には信田光保議員(自民党/銚子市・香取郡東庄町選出)、副議長には江野澤吉克議員(自民党/袖ケ浦市選出)が選挙にて選ばれました。
千葉県議会は単独過半数を自民党会派が所有しているために、すべて自民党が議会の役職を得ております。
市民相談・行政職員と対応
土日を利活用し、平日の議会中に我孫子市民の皆様方からご相談いただいた内容について直接市民とお会いし、状況等をうかがいました。
その後、県ならびに市と協議し、地域の課題解決に向けて取り組んでいます。
水野ゆうきより
県議会が閉会したことに伴い、ご要望いただいた箇所の点検を我孫子市内各地で行っていた際に、激しいゲリラ豪雨に遭いました。昨今では気候変動の影響もあり、豪雨や猛暑のリスクが懸念されていることからも、インフラ整備と同時に気候変動適応策は重要なテーマです。
私自身もこれまで気候変動に関する質疑は議会で優先的に取り扱っており、喫緊の課題として引き続き取り組んでいきます。
国土交通省関東地方整備局では千葉県内の局地的な大雨時に冠水する可能性があるアンダーパス部における事故防止を図るために、「道路冠水注意箇所マップ」を公表しておりますので、ぜひ、ご確認をお願いいたします。