水野ゆうきの活動報告 2021年7月-1
土石流による災害で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、行方不明になられている方々の早期無事発見、負傷・被災・避難されている方々へお見舞い申し上げます。
一刻も早い人命救助、被災地での復興・復旧・再生を心よりお祈り申し上げます。
7月8日に、国は東京都に緊急事態宣言を、千葉県など3県のまん延防止等重点措置を8月22日まで継続することを決定しました。
国の決定に基づき、千葉県でもまん延防止等重点措置が延長となりましたが、適用区域が見直され、新たに「警戒区域」を設定いたしました。
「警戒区域」とは、感染拡大すれば早期に重点措置区域への追加が検討される地域であり、我孫子市は警戒区域となります。
【千葉県のまん延防止等重点措置の適用区域について】
●袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市を解除
●柏市を追加
●酒類提供、時短等の要請は現行通り
延長に伴い、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請(7月12日~8月22日の期間)に応じていただいた「飲食店」に対する「千葉県感染拡大防止対策協力金」の予算につきましては、現在会期中の6月県議会において補正予算が上程される見込みです。
主な活動内容
熊谷知事へ「通学路の交通安全確保と飲酒運転根絶の緊急要望書」提出
6月28日、千葉県八街市において下校途中の小学生が飲酒運転のトラックに巻き込まれ、児童5人が死傷するという大変痛ましい事故が発生したことに伴い、熊谷知事指示のもと千葉県では事故の再発防止策として速やかに通学路の緊急一斉点検を実施するなど、通学路の安全確保にむけて全庁を挙げて取り組んでいただいております。
そういった千葉県の取り組みを是非とも形にして活かしていただきたいという想いから、私が代表を務めさせていただいております国政政党に所属しない無所属会派「千翔会」として、熊谷知事に千葉県、千葉県警察本部、千葉県教育委員会が一丸となって取り組んでいただくよう緊急要望いたしました。
【要望内容】
1. 千葉県が実施している通学路緊急一斉点検によって明らかになった危険箇所について、千葉県として出来得る限りの歩道の確保・充実、ガードレール設置、注意喚起看板設置などの改善策を図ること。
2. 日中も含め、覆面パトカーの配備など飲酒運転の取り締まり強化。
3. 飲酒運転の根絶に向けた啓発事業の実施など機運醸成。
4. 交通安全対策事業の充実に向けて、市町村と密に連携し、千葉県として危険箇所の把握に努めること。
5. スクールカウンセラー等の派遣を継続するなど、当該学校児童の心のケアに努めること。
6. 上記取り組みについて県として優先的に予算確保に努めるとともに、国に対して、飲酒運転厳罰化や財政支援を要望すること。
改めてお亡くなりになった2人の児童に心からお悔やみ申し上げますとともに、現在治療にあたっておられる3人の児童の1日も早い回復を願っております。
県土整備常任委員会
千葉県議会では8常任委員会が開かれました。
水野ゆうきは所属している県土整備常任委員会に付託された案件について協議を行いました。
7月1日~4日までの大雨の被害状況について報告がありました。
県管理河川や海岸堤防において法面崩落4か所、県管理道路では通行止めや路面冠水などが18か所で発生し、地すべり被害も2か所で発生し、千葉県建築業協会のご協力により、迅速に復旧にあたることができたとのことです。心より感謝いたします。
県土整備部における災害対策については、県管理河川において、水位周知河川及びその支川において、危機管理型水位計を29箇所増設し、6月からは計41河川63箇所で運用しています。
水位周知河川の32か所に監視カメラを設置し減災に取り組みます。
今回提案されました県土整備部における補正額は361億5,994万2千円の増額で、既定予算とあわせて1,345億4,640万2千円で、北千葉道路や銚子連絡道路、長生グリーンラインなどのアクセス道路の整備や令和元年度に災害により甚大な被害が発生した一宮川について河道掘削及び護岸工事の実施などの事業費が盛り込まれております。
手賀沼終末処理場の耐震化も引き続き取り組んでいただきます。
我孫子ライオンズクラブ例会
所属する我孫子ライオンズクラブの例会に出席しました。
各地で災害が発生していることに伴い、当クラブとしてできる支援について話し合いました。
市民相談及び通学路点検
土日を利活用し、平日の議会中に我孫子市民の皆様方からご相談いただいた内容について対応いたしました。
特に保護者や地元市議からは通学路や伐採等に関するご要望をいただいており、県と市と連携しながら速やかに子どもの安全の確保に向けて取り組むように働きかけてまいります。
水野ゆうきより
東京五輪については東京、千葉、神奈川、埼玉の首都圏4都県の会場すべてが無観客とすることを政府は決定をしました。
東京オリンピックでは、競技会場のある自治体などの児童・生徒たちに「学校連携観戦チケット」が割り当てられています。
今週、我孫子市・星野市長とも協議した際に、我孫子市内の多くの児童生徒が申し込んでいるというお話しがありましたが、組織委員会から学校連携観戦チケット分も含めて無観客とする方針が示されました。
これに伴い、千葉県は「学校連携観戦チケット」による会場での観戦については実施しないこととなりました。
パラリンピックについての観客の有無はオリンピック終了後の判断とのことです。
政府や組織委員会の観客の考え方・判断等が二転三転し、五輪に向けて相当な準備をしてきた各自治体からは落胆と同時に不満の声を聞きます。
基礎自治体の実態を、しっかりと把握していただきたいです。