水野ゆうきの活動報告 2020年9月-2

9月16日より9月定例千葉県議会が開会しました。今議会に上程された案件は、令和2年度の補正予算案(令和2年度一般会計の補正予算額は533億8,321万余円、現計予算と合わせた補正後の予算規模は、2兆1,009億7,151万余円)、各種条例案及びその他附帯議案の20議案のほか、報告4件及び決算認定についてです。 

新型コロナウイルス感染症については、7月以降も新規感染者数が多い状態が続いていることから、今回の9月補正予算案では、「感染症の長期化に備えた医療提供体制の整備」、「県民のみなさまとともに推進する「ちばと一緒に!」キャンペーン」、「厳しい経営状況にある中小企業等へのさらなる支援」などの取組を進めるほか、6月補正予算編成後の状況変化を踏まえ、緊急的に取り組むべき事業に必要な経費が計上されました。

また令和元年度の決算剰余金の2分の1を財政調整基金に積み立てられます。

主な活動内容

県民ならびに東葛地域の市議会議員相談対応

議会が始まるにあたり、新型コロナウィルス感染症に関するご相談を受けるために各地をまわりました。子どもからご高齢の皆様まで、現場の幅広い世代の皆様のご意見を丁寧に聞きながら、改善点等を行政へ働きかけました。

特に、県立柏中央高校の集団感染に関しては、中核市である柏市の保健所(柏市独自設置)が仕切っているわけですが(※県立だからといって千葉県保健所が仕切るわけではありません)、生徒の居住地や検査した医療機関の所在地によって新規感染者を発表する自治体が変更になるなど、報道発表の仕方や情報収集について非常に複雑化しており、市と県の連携や情報提供の一元化が求められております。千葉県の健康福祉部ならびに千葉県教育委員会と協議しながら、県民や保護者へのわかりやすい情報提供を要望しました。

9月定例県議会招集

議会初日は千葉県で活動する多くの団体が請願のご説明にお越しになり、丁寧に請願内容や実情等をお伺いいたしました。県民の皆様方の切なる声をしっかりと聞き、調査研究後に会派で会議を行い、態度を示します。我が会派は無所属会派ですので、是々非々で賛否を決めています。

公式ホームページのリニューアル

水野ゆうき公式ホームページがリニューアルしました。新型コロナウィルス感染症の影響により、議会報告等を駅などで不特定多数の皆様にお配りすることが難しいことから、約3か月間の作業を経て政策、活動、実績を一目でわかるようにホームページの充実を図りました。ブログのみならず、政務活動・政策重視のホームページも是非チェックをお願いいたします。

水野ゆうきより

新型コロナウィルス感染症がおさまらない中で9月定例千葉県議会が開会しました。感染症の長期化に備え、入院患者受け入れのための空床・休床確保、軽症者等のための宿泊施設確保等については、7月に作成した患者推計及び病床確保計画に基づき、あらためて積算した上で、年度末までの所要額が計上されました。そして収入が減少した世帯の方への生活福祉資金の貸付については、これまでの動向を踏まえて、貸付原資をさらに積み立てるとともに、乗合バス、地域鉄道、タクシーなどの地域の公共交通事業者が行う車両消毒などの感染予防対策に対し、新たに支援金を給付等、感染症対策が盛り込まれています。

またPCR検査体制の強化として968,000千円も計上されており、検査体制を強化するとともに、医療機関や民間期間が行う感染症検査機器の整備に対する補助が増額されます。

来年春に控えている千葉県知事選の報道が急増し騒がしくなってきておりますが、水野ゆうきならびに私たち無所属会派の「千翔会」は議会に一点集中し、県民の皆様からいただいている千葉県の感染症対策等に関するご意見やご指摘を真摯に受け止め、行政に対して改善等含め、議会活動に取り組んでまいります。