障がい者支援

盲導犬と水野ゆうき

水野ゆうきの現在の関連役職

  • 千葉県立我孫子・湖北特別支援学校後援会顧問
  • NPO法人KiKi役員(知的障がい者グループホーム運営)

水野ゆうきは市議会議員時代から障がい者施策に力を注いでいます。市内各障がい者施設を訪問、視察するだけでなく、多くの式典やイベントに積極的に参加をしています。
皆さんと直接触れ合い、心を通わせたからこそ見えたことがたくさんあります。
市議の時は、障がいを持つ学生をインターン生として受け入れ、一緒に政策を作りました。

身体障がい、知的障がい、精神障がいをお持ちの方々に寄り添いながら、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、尊重し合いながら共生する社会を実現するために現実的な施策の展開を目指しています。

障害福祉サービス事業所みずきのお祭りにて

「我孫子市視覚障がい者の会」からの要望で点字ブロック設置

我孫子市役所前の交差点は交通量も多く、特に市民が市役所へ行くときに使う歩道に「点字ブロック」(※正式名称「視覚障害者誘導用ブロック」)の設置要望が我孫子市視覚障害者の会からあり、千葉県に対して要望。

千葉県が早急に動き、県道となっている我孫子市役所前の歩道及び、名戸ヶ谷病院・東邦病院前に点字ブロックが敷設されました。

「我孫子市視覚障がい者の会」と千葉県・我孫子市に要望

ほぼ毎年、「我孫子市視覚障がい者の会」主催の千葉県及び我孫子市への要望活動に同席をし、議会という場で皆様方のご意見を反映し、バリアフリー化などに取り組んでいます。

『献眼推進研修会並びにサポーター講習会』受講

ライオンズクラブ主催の『献眼推進研修会並びにサポーター講習会』を受講しました。

角膜移植とは、角膜が外傷やウィルス感染症、角膜白斑、ジストロフィ、遺伝的疾患などにより透明性を失ったり、白く濁ってしまった角膜を透明な角膜に取り換える手術です。

死後(心停止、及び脳死後)、12時間以内に眼球を提供していただき、角膜移植待機患者にあっせんする公的機関をアイバンクといいます。

角膜移植手術は健康保険が使える手術で、年間約3,000例の手術が行われておりますが、そのうち1,500件は海外(主として米国)、1,500件は国内のアイバンクで提供されており、絶対的な提供角膜数が不足しています。
角膜疾患のための視覚障害者は1万9千人おり、角膜移植を心待ちにしている人は全国に約2,000~3,000人と言われています。
まだまだ献眼の内容の理解が進んでいないことから、普及啓発に取り組みます。

パラスポーツの啓発と普及

2018年1月、千葉県人権ユニバーサル事業(法務省委託事業)として、『パラリンピックと人権』と題し、我孫子市にてパラリンピック車いすテニス金メダリスト齋田悟司さんをお招きした講演会が開催され出席。齋田悟司さんはパラリンピックに6大会出場され、アテネで金メダル、北京で銅メダル、リオで銅メダルをとっており、2020東京においてももちろんメダルを目指して日々練習を積まれています。

水野ゆうきが所属する我孫子ライオンズクラブもスポーツや障がい者支援を積極的に行っている関係から齋田悟司さんと直接お会いし、お話しをさせていただきました。

2018年2月県議会にて協議

水野質問:東京パラリンピックに向けては企業や大学生でも、関心が高まっている。この機会をとらえ、企業や大学生にも障がいのある人と触れ合う機会を設けることで、障がいのある人の理解促進を図っていくことが重要であると考える。そこで、企業や大学生が障がい者スポーツを通じて障がいのある人と交流を深めるため、どう取り組んでいくのか?

千葉県:県では、来年度から障がい者スポーツの拠点施設である障がい者スポーツ・レクリエーションセンターにおいて、企業や大学生のチームと障がいのある人のチームによる障がい者スポーツ交流大会を実施することとした。この交流大会を通して、企業や大学生と障がい者スポーツ団体との関係を構築し、県民の障がい者スポーツへの理解促進を図る。

ケアホーム『アメリア』の竣工式

我孫子市布佐地区のケアホーム『アメリア』竣工式へ。障がいをお持ちの方が自然豊かな我孫子市で安心して暮らせる環境が整備をされたことに対し、心から感謝申し上げます。 

障がいをお持ちの方が地域に溶け込んで過ごせるような温かいサポート体制を進めていく必要があり、新しい施設「アメリア」も地域の社会福祉に大いに貢献していく有意義な施設となっていくことでしょう。

「千葉県・障害者雇用率の算出誤り」について徹底追及と是正

【問題】千葉県において庁内の障害者雇用率を過大に算定していたことが判明。

【原因】厚生労働省ガイドラインに定められた「身体障害者手帳もしくは都道府県知事の定める医師等による診断書」等による確認をせずに、障害者数として算入していた者が含まれていたのです。つまり、障害者手帳の有無を確認していない職員を外見などで障害者と判断し、雇用率に加えていたということです。

【確認作業実施】千葉県は改めて身体障害者手帳等の有無を確認。

千葉県における不適切な障害者雇用率(2018年現在)

知事部局 水道局 教育委員会 警察本部
法定雇用率2.50% 2.50% 2.40% 2.50%
確認前雇用率2.57% 2.79% 2.04% 2.14%
手帳未確認数12人 3人 73人
確認後雇用率2.44% 2.50% 1.72% 2.14%
雇用率達成必要人数4人 154人 4.5人

2018年9月定例県議会・総務防災常任委員会にて徹底質疑

水野ゆうきは所属する総務防災常任委員会にて、指導する行政がこうしたことを起こしたことはあってはならないことである、と発言し、二度とこのようなことが起きないような具体策を県に質しました。県としては障害者雇用率を算定するにあたり、身体障害者手帳や都道府県知事の定める医師等による診断書等を必ず確認することを徹底します、とのことで、その確認フローや手順なども質問しながら質疑を進めました。

雇用率を修正した結果、知事部局における平成30年度の雇用率は法定雇用率2.5%を下回る2.44%となります。県では障害のある方を対象とした別枠採用試験を実施しているわけですが、その対象は身体に障害のある方に限定しています。より多くの障害のある方を採用するためにも千葉県において精神障害や知的障害のある方の雇用に積極的に取り組むよう要望しました。

再発防止策

千葉県は障害者雇用促進法に定める障害の程度にあると判断できれば身体障害者手帳等の確認をせずに障害者として算入できると厚生労働省ガイドラインを誤って解釈していたことを原因とし、再発防止策として、厚生労働省ガイドラインに定められた方法により適正な報告を徹底していきます。

特に県教育委員会においては手帳未確認数が73名にのぼり、法定雇用率2.40%のところ、確認前雇用率も2.04%と達していませんでしたが、確認後の雇用率は1.72%とまで下がりました。

そこで、千葉県教育庁は障害者特別枠を設け、一般選考とは別の枠で障害者のみを対象に採用候補者を選考することとし、出願資格を精神障害者・知的障害者まで拡大しました。(昨年度までは身体障害者特別選考と身体障害者に限定されていました)

また、このような状況は障害のある方の雇用を率先して行うべき行政機関としてはあってはならないことであり、県行政への県民の信頼を損なうものであるため、雇用状況の報告を行った際の決裁権者に対して文書訓告の処分がなされました。

県当局が障害の有無や度合いを偽装して算定したケースはなかったとのことですが、雇用率の過大算定は今回発表された以前にもあった可能性があるかと推察しますし、引き続き、ガイドラインの順守含め、しっかりと県議として注視し、改善を促してまいります。

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あらき園にクリスマスプレゼント

常時介護が必要な障害者の生活事業所として運営している「あらき園」に、水野ゆうきが所属する我孫子ライオンズクラブは毎年クリスマスプレゼントを届けています。

特別支援学級の担任の先生は継続指導へ

2019年2月定例千葉県議会予算委員会において、特別支援学級について質疑を行いました。

特別支援学級の先生は子どもたちの障がい程度に合わせて真摯に向き合い、時間をかけて障がいの特性を理解して保護者とも児童生徒とも打ち解けていきます。しかしながら、現場では学年が変わると同時に先生が変わってしまうことで、また振り出しに戻ってしまうという保護者の不安の声を聞いていることから、特別支援学級の担任には継続した指導ができるようにしてほしい、と要望しました。

千葉県教育委員会も学校の様々な事情により臨時的任用講師が担任となっていることで、単年度で交代することがあることは認識しているとのことで、教育事務所を通して各市町村教育委員会に正規職員を充てるように指導していく、との答弁をもらいました。

盲導犬の普及啓発と育成募金活動

水野ゆうきが所属する我孫子ライオンズクラブでは盲導犬育成事業に取り組み、政治家としても地域の奉仕家としても盲導犬の理解の促進に努めています。我孫子市第一号の盲導犬を迎えるにあたり、水野ゆうきはご相談を受けており、行政と相談しながら盲導犬が入れる病院、公共施設やレストラン等の確保をしてきました。

これからも障がいを持つ方々が少しでも快適に日常生活を送れるように支援してまいります。