若い世代が輝く地域づくりと政治参画

インターン生と花壇整備をする水野友貴

課題と現状

ネット選挙解禁に続き、平成27年6月、公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、公布(平成28年6月19日施行)されたことに伴い、年齢満18年以上満20年未満の者が選挙に参加することができるようになりました。しかし、依然として若い世代の投票率は低い水準です。主権者教育を学校現場でも充実させ、次世代を担う若い世代に政治や街のことに関心をもってもらい、政治が自分の生活や将来と密着していること啓発していく必要性があります。

また、急速にグローバル化や業務のIT化が進む時代である今、行政においても若手職員の知恵や柔軟なアイディアを積極的に取り入れることで、常に変化する環境に適応できる自治体としての成長が期待できます。水野ゆうきは若手職員の提案等が積極的に受け入れられる仕組みを提案しています。

水野ゆうきの活動

2021年6月定例会代表質問~若手職員のスキルアップとモチベーション向上~

2021年6月議会にて代表質問に立つ水野ゆうき

水野質問:熊谷知事が実際に県庁内で感じた課題の一つとして、電子申請システムが十分に活用できていないというような御答弁がありました。いわゆる行政のデジタル化という部分だと思いますけれども、民間と比較しますと、やはり行政のデジタルトランスフォーメーションの遅れは従前より指摘をされているところです。特に、デジタル人材の確保と育成という部分に関しましては、若手のビジネススキルであったり、またノウハウ活用という部分が必要になってくるかと思います。一方で、自治体組織の中だと職員個人の発想であったり、またアイデアが起用されにくいというような職場環境でもあります。

そこで、若手職員について質問をさせていただきます。魅力ある地域づくりに向けて、これまで以上に政策立案における創意工夫や各種調整の能力等が求められる中、やる気のある若手職員の能力を伸ばし、スキルアップやモチベーションを向上させるために、どのように取り組んでいかれるのでしょうか。

石川総務部長:若手職員の育成についての御質問にお答えいたします。県では、人事評価制度における上司との対話を通じた能力開発や、若手職員向け研修の充実を図っております。さらに、新たな取組として、新規採用職員研修等において知事の講話を設け、若手職員が県政の進むべき方向性を共有することで、意欲と能力が向上していくよう努めてまいります。

水野要望:若手職員の件ですけれども、時代に即した行政運営を行うためにも、ぜひともどんどんと意欲のある職員や能力のある職員の新たな発想を取り入れていただいて庁内の活性化に取り組んでいただきたいと思います。

2021年6月定例会代表質問~職員提案制度~

2022年6月議会にて代表質問する水野ゆうき

水野質問:知事の政策方針について伺います。千葉県行財政改革行動計画における戦略の中で、未来につながる行財政経営変革としてボトムアップ型の政策提案の実施を掲げております。広い視野を持つ意欲やアイデアのある職員に活躍の機会を確保することは、複雑かつ多様化する行政課題や県民ニーズに対応するために、大変意義のあることだと認識をしております。職員のモチベーションのアップや育成に資するのみならず、職員一人一人の問題発見能力及び課題解決能力を向上させ、組織の活性化につながることも期待できます。

しかしながら、これまでの職員提案制度につきましては、日常的な業務改善が中心となっており、千葉県では新しい政策提案が生まれにくくなっておりました。一方で東京都では職員による事業提案制度で4件の事業を選定し、令和4年度予算案に反映をされております。長引くコロナ禍でピンチをチャンスに変えるために、民間では新たな取組や価値が創造され、行政においてもこれまで以上にスピード感のある施策の推進や行政運営の効率化等が求められていることは言うまでもありません。県民サービスの充実を図るために、日々行政運営に携わる職員にしか思いつかないアイデアや発想があるはずであり、どんどん新しいことにチャレンジをする制度設計にしていくことが重要と考えます。それには職員が提案しやすくなるように、現行制度を改善していくことが必要です。

そこで伺います。職員提案制度について、どのような目的で実施をし、どのような効果を期待しているのでしょうか。

熊谷知事答弁:まず、政策方針についてお答えをいたします。職員提案制度についての御質問ですが、県では業務改善を中心としたこれまでの制度に加え、今年度、新たな職員提案制度を創設し、運用を開始いたしました。新制度は、人材の育成を図るために職員からの提案を奨励し、政策の検討の場に参画することで職員が個々の能力や意欲を最大限に発揮し、活躍できる仕組みとして整備をしたものです。今後、新制度の運用により、職員の能力や意欲の向上はもとより、提案をされた新しい視点から関係課が主体的に取り組むことや新しい施策による県民サービスの向上といった効果を期待しており、さらには組織の活性化にもつなげていきたいと考えています。

水野要望:職員提案制度につきまして、昨年6月の定例会の代表質問においても私、要望させていただいておりますけれども、若手職員が提案しやすいような職場環境づくり、上司の支援体制であるとか理解促進に取り組んでいただきたいと思います。また、ほかの自治体でも行っておりますけれども、優れた提案等に対して知事が表彰するなど、職員のモチベーションアップにつながるような取組もお願いしたいと思います。

インターン生の起用

若い世代が政治の現場に触れるよう、市議時代から学生インターンを多く受け入れています。駅頭やイベント参加、県議会一般質問傍聴のみならず、多くの政治家や専門家と話す機会を作り、政治の現状や地方議員の活動を体験することで、政治や街づくりに参加をしてもらいます。

大学や自治体等で講演・講義

若い政治家の一人として、大学生の皆さんに地方政治の仕組みや活動を知ってもらうために各大学や自治体のご依頼により講演や講義を定期的に行っています。

水野ゆうきの県議会議員としての講演実績

  • 東洋大学
  •  慶応義塾大学
  •  学習院大学
  •  駿河台大学 等

三重県津市で行われた講演会は新聞にも取り上げられました。
「18歳選挙権 政策や理念で投票を」

公演実績はこちら(公演実績URL)

慶応大学生による「我孫子市PR動画」自主制作授業

慶応大学の授業の一環として、学生が我孫子市を訪れ、自分たちで我孫子市を散策し、「我孫子市PR動画」を自主制作しました。講師として携わり、星野順一郎我孫子市長と「あびこの魅力発信室長」との対談をセッティングしました。

学生と首長が直接話す機会を設け、自分の住む街についても考えてもらうきっかけ作りをしています。

学生たちと星野我孫子市長と水野ゆうき



高校生と意見・情報交換

地元高校生とスポーツを通して意見交換

地元我孫子市にある高校の生徒の皆さんとバスケットボールや野球を通して、学校や公園等について積極的に意見・情報交換をしています。地元の高校生から街づくりのヒントをもらい、みんなで我孫子市や千葉県のことを語り合い、郷土愛を深めます。


H-LABサマースクールで講師

異なるバックグラウンドや想いを持った学生が集い、「リベラルアーツ」をテーマに行われるH-LABのサマースクールにて毎年講師として現役高校生と接します。

H-LABのサマースクールではハーバード大学をはじめとする海外大生によるセミナーやトップリーダーによる講演等が行われます。第一線で働いている社会人と学生たちが交流し、自主的に自分の道を模索します。

若い世代の皆さんが政治に関心を持ってこれから誰もが活躍できる社会を皆さんと連携しながら創り上げていきたいです。


つくば松実高校の講師として高校生と課外授業を通して交流

つくば松実高校の講師に選任され、現役高校生たちと稲刈りや文化祭など、課外授業を通して様々な活動をしています。


東洋大学生と我孫子市PR動画制作

水野ゆうきが毎年講義を行っている東洋大学の学生たちが我孫子市のPR動画制作を行うこととなり、あびこの魅力発信室長、広報室長と東洋大学生と打合せを行いました。

動画制作により、若い世代が街づくりへの関心を高めるきっかけを作っています。