文:八木
今回、大学生でありながら我孫子市長とお話をする滅多に無い機会を頂き、市長のお仕事に関する疑問や、市政に対する思いを聞くことができました。
市の政治をまとめ、市民の生活をより良くする役目を持つ市長は、私たちの普段の生活にとても密着していながらも、実際にどのようなお仕事をしているのかというのはなかなか知ることができないものです。そういう意味で、今回お話を聞けたことは本当に貴重な機会となりました。
伺った内容としては、市長のお仕事の具体的な内容(市内の視察や、国や県、団体などに要望を出したり)だけでなく、市長と市議会議員との関係、予算内でどのように政策を打ち出していくかなど。当初1時間の予定でしたが、お忙しいところにもかかわらず2時間もお時間を頂いてしまいました。
特に印象に残ったことは、「利益というものは一部の人のためにあってはならない」という言葉。市民全員が可能な限り満足いく生活を実現出来るような市政運営をしていく、という思いを強く感じました。
しかしながら、一つ政策を打ち出しただけでそれを実現できる訳ではありません。市民の生活をより良くするという役目を果たすには、様々な切り口から政策を打ち出す必要があります。なぜなら子育てに忙しい夫婦から、一人暮らしをしている学生まで、必要としていることは全く違うからです。
そこで、その様々な要求をまとめて、どれを優先的に対応するべきかという調整役として市長がその役目を果たします。
当たり前のようにあるサービスや、生活環境は、市役所の人やサービスを提供している人たちの努力の賜物であるのは言うまでもなく、もちろん感謝すべきだと思います。しかし、そのうえで俯瞰的な視点で市がどうあるべきかと常々考えている市長のお陰でもあるということを感じ、市長に対しても、同様に感謝するべきだと感じました。
そのような大変な役目を果たす中、訪問先で「ありがとう」と市民の方から声をかけられるんだ、という話を聞いて、市長ってとてもやりがいのある仕事なんだという印象が残りました。
あっという間の2時間。お忙しい中、我孫子市民のために割くべきはずの時間をいただいたことにとてもありがたく思っています。感想を載せることでせめて一人でも多くの市民の方のためになることを願って。
本当にありがとうございました。
我孫子ゆうき部への入部はこちら1983年2月19日、我孫子市根戸生まれ、白山育ち・在住。
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、民間企業役員秘書、民放テレビ局報道局勤務を経て、2011年、我孫子市議会議員選挙に出馬、初当選。